2歳児クラスになり、早いものでもうすぐ1年が経とうとしています。この1年でおしゃべりがとても上手になり、トイレ・手洗い・うがい・お支度など、身の回りのことが少しずつ自分で出来るようになってきました。そして、今は3歳児クラスになることを楽しみに張り切っている姿が見られ、子どもの1年の成長って本当に素晴らしいと感じています。
3月3日のひなまつりには、みんなでアルクに飾られているおひな様を見て、ひなまつりは女の子のお祭りであること、健やかな成長と幸せを祈る日だというお話しをしました。まだ、2歳児クラスの子には少し難しかったかもしれませんが、しっかりとお話しを聞くことができました。そして、お楽しみは給食のひなまつりメニューの「ひし餅風ちらし寿司、マーマレードチキン、菜の花サラダ」です。いただきますの前には、みんなで目を閉じてお祈りをしました。1つのテーブルを囲んでみんなの顔を見ながら楽しく食べる、とっても幸せな時間です。小さい子どもたちなりに普段とは違う特別な雰囲気を感じていたように思います。
お母さんがお迎えに来ると、子どもたちは給食サンプルを指差して「これ食べたの!」と見せたり「おひなさま作ったよ。」と嬉しそうに伝えていました。アルクではキリスト教保育を行っていますが、日本の文化も大切と考え丁寧に伝えています。みんなでお祝いし日本の文化に触れることで、自分が住んでいる日本を大切にする心を持ち、日本人としてしっかりと自信を持って成長していってくれることを願っています。
(YMCA山手台保育園アルク 久保田愛)