2016年8月26日金曜日

カロム大会


YMCA山手台学童クラブ:カロム大会出場のご報告

YMCA山手台学童クラブでは、毎年、カロム大会に出場しています。
この、カロムとは、東日本大震災の産業復興のために作られたボードゲームでもあり、古くは、11世紀にエジプト発祥のゲームで、イギリスを渡り、ビリヤードの原型になったものです。カロムは、YMCAの学童、キッズの子どもたちで知らない子どもはいないほど、毎日のあそびに密着しており、中には大人顔負けの腕前を持っている子どももいます。
毎日の友だちとのあそびの積み重ねが、自然と上達につながり、年に一度の大会を始めてから今年で5年目となります。
ルールは、直径3センチほどの円形のコマ(パック)を指ではじき、ボード上にある相手と自分の2色のコマ合計24個中、自分のチームの色半分の12個を、ポケットと言われる四隅の穴に先に全部入れたチームが勝ちとなります。
当日は広い体育館に100名ほどの選手でにぎわう中、試合開始の合図と同時に会場が一瞬シーンと静まり返り、コマがボードの上ではじかれる音のみが聞こえてきました。緊張感漂う中、試合が進んでいきます。山場、ピンチをたくさん迎えるも、山手台の4チーム中3チームが、見事決勝リーグ進出、そのうち一チームが見事3位の銅メダルを獲得しました!
子どもたちの試合中の真剣なまなざしや、お互いのチームを応援する姿勢、仲間を助け合う気持ちが見ているほうにも強く伝わり、子どもたちの勇姿を多く見ることが出来、とても感動しました。来年に向けてもまた多くの子どもたちが大会に向けて頑張ってほしいと思います。
(山手台学童クラブ 安岡紀子)