6月24日、4・5歳児クラスで熊本支援のための街頭募金活動を行いました。
街頭募金を行う前に、熊本地震の被害を受けた家の写真を見て、熊本で何が起こったのかを知り、どんな事で困っているのかをみんなで考えてみました。「お家に帰れない。」「お家でご飯んが食べられない。」と意見が出て、その場はシーンと静まり返り、子どもたち一人ひとりが困難な状況にある人い思いを馳せていました。保育士が「家に帰る事の出来ない人たちは別の場所で生活をしている。そこには食事も寝る場所もあるけれども、いろいろな助けが必要。だからみんなで街頭募金をして助けてあげたい。」と話すと子どもたちは大きく頷き「熊本の人たちの為に街頭募金をがんばろう!」と言ってくれました。
「横浜YMCA熊本地震募金にご協力をお願いします。」と難しい言葉を大きな声で呼びかけてくれた子どもたち。多くの方が足を止めて「がんばってね。」と優しい言葉と共に募金に協力してくださいました。その中に「私の実家は熊本なのよ。」とお話してくださった方がいて、子どもたちから掛けられた「がんばってください。」という言葉に目に涙を浮かべていらっしゃったのが印象的でした。
時間を変えながら、1日に3回行った街頭募金活動。子どもたちの頑張りとみなさまの温かいご協力により12,334円もの募金が集まりました。心より感謝いたします。
この募金は横浜YMCAを通じ、熊本の復興の為に大切に使わせていただきます。
(YMCA山手台保育園アルク 加藤 順子)