YMCA山手台センターでは、6/21(日)~6/27(土)の期間、ウォーターセーフティキャンペーンとして、各クラスにおいて【着衣泳】を実施します。着衣泳では、服を着たままプールに入り、水着の状態とはどう違うか、万一服を着たまま水に落ちた場合、どう行動すればよいかを学びます。
本日は水に落ちた場合、どの姿勢でいることが重要かお話します。水着だけの状態で泳ぐときには、4つの泳ぎ方があり、それぞれ得意な種目も違うと思います。着衣の状態で4泳法で泳ぐのは体力を消耗するのでやるべきではありません。最も楽な浮き方は【背浮き】になります。背浮きは仰向けの状態で浮くことで、最も体力の消耗を抑え、楽に浮くことが出来ます。YMCAではクラゲの赤ワッペンから練習を始めます。
着衣していてもいなくても背浮きで気をつけることは同じ。お腹を水面に出してリラックスして浮くことです。力が入ると沈んでいってしまいます。お布団に寝るように力を抜いて浮きましょう。
浮くことが出来れば溺れることはありません。しかしただ浮いているだけではダメ。大きな声で助けを呼びましょう。もしもおぼれている人を見つけたら浮くもの(ランドセル・リュックサック・ペットボトルなど)を投げてあげましょう。浮くものを投げて貰った場合は、人間の体は足が重いため、浮くものを足に近づけるとよく体が浮きます。
次は浮いた状態から自分で岸まで戻る方法【エレメンタリーバックストローク】を紹介します!
(YMCA山手台センター 小田切勇真)