2015年6月25日木曜日

助かるため、助けるためには?

YMCA山手台センター:着衣泳実施のご報告

YMCA山手台センターでは、6/21(日)~6/27(土)の期間、ウォーターセーフティキャンペーンとして、各クラスにおいて【着衣泳】を実施します。着衣泳では、服を着たままプールに入り、水着の状態とはどう違うか、万一服を着たまま水に落ちた場合、どう行動すればよいかを学びます。

本日は溺れた際、溺れている人を見つけた際どうすれば良いか、何をしてはいけないかを紹介します!自分が溺れた際、どう行動すれば助かるでしょうか?以前も紹介しましたが最も大切なのは【浮く】ことです。YMCAの水泳クラスで実施しているきれいな背浮きの姿勢で助けを待ちましょう。浮くものにつかまれるとより助かる確率が上がります。もし余裕があれば先日紹介したエレメンタリーバックストロークで岸まで戻りましょう。4泳法は服が重いため、非常に体力を消耗するので避けたほうが良いでしょう。大きな声で助けを呼ぶことも大切です。誰かが助けに来てくれるまで助けを呼び続けましょう。

もしも溺れている人を見つけたらどうすれば良いでしょうか?こちらもまずは大きな声で助けを呼ぶことです。助けを呼んでも近くに誰もいない場合、絶対に自分が水の中に入って助けに行ってはいけません。溺れている人はパニックになっているため、つかまれて一緒に溺れてしまいます。また、岸から腕を伸ばしてその腕につかまってもらうとか、傘や縄などをもってそれにつかまってもらういうのもダメ。一番いいのは浮くもの(ペットボトル・ランドセルなど)を投げてあげることです。投げてもらったものにつかまって浮くことができます。

さて、いくつか着衣泳について紹介をしてきました。最後は着衣泳のまとめをお話しします。


(YMCA山手台センター 小田切勇真)