YMCA山手台学童クラブ:学習プログラムのご報告
上矢部地区センターにて、毎年子どもたちが楽しみにしている科学実験教室が開催されました。
まず、昨年好評であった表札づくりから作りはじめました。発砲スチロールに熱を加えると凹凸が生まれるという性質を利用し、板状の発泡スチロールに特殊な絵の具で文字や絵を描きました。
その後すぐ電熱コンロであぶると、描いた文字や絵が立体的に浮き上がります。(実際は、絵の具で描いた部分以外が熱で溶けています。)個性あふれる表札に実験教室の先生やリーダーから「いいのが出来たね!」と、たくさん声をかけてもらい、また、友達同士で見せ合い、仕上がりに皆、満足そうでした。
その後すぐ電熱コンロであぶると、描いた文字や絵が立体的に浮き上がります。(実際は、絵の具で描いた部分以外が熱で溶けています。)個性あふれる表札に実験教室の先生やリーダーから「いいのが出来たね!」と、たくさん声をかけてもらい、また、友達同士で見せ合い、仕上がりに皆、満足そうでした。
また、発砲スチロールの素材の特性をさらに探究し、生たまごを自分の胸の高さから、発泡スチロールの板へ落とすとどうなるか…。という実験を行いました。やってみたい!とたくさんの子どもたちの手が上がり、実験に積極的に参加しました。落としても割れないたまごを何度も見て驚きの様子でした。
後半は芳香剤作りを行い、「吸水性樹脂」という、赤ちゃんのおむつなどに使用されている、水を吸い取って固める性質について勉強しました。吸水性樹脂の粒を水と混ぜると、浸透圧によって、水のかたまりのようになります。指で押しても水はまったく出てきません。その小さな玉をたくさん集め、青やピンクの色と香りを教えてもらった通りに慎重に調合し、芳香剤が出来上がり、部屋中とても良い香りに包まれました。
普段何気なく生活で使用している素材について深く学ぶことができ、また、化学変化を起こす瞬間を目の当たりにしました。多くの不思議な体験が出来た実験教室でした。
(YMCA山手台学童クラブ:安岡紀子)