2016年4月28日(木)10時、地震により保育園のキッチンから出火の想定で避難訓練を行いました。
火災の知らせを受け、園から近くの公園へ一時避難し、園児及びスタッフの安全確認後に災害時避難場所である中学校まで徒歩で避難の予定でしたが、雨天の為、避難口までの訓練となりました。
訓練では子どもたちの避難訓練、スタッフの消火訓練の他、岡津消防出張所の方が119番通報の指導をしてくださいました。
避難訓練の後は、幼児クラスの子どもたちは岡津消防出張所の消防士より『防災ダック』のお話をしていただきました。『防災ダック』を交えながら、防災時の行動や注意点を教えていただいた後は、消防士の方が持ってきてくださった消防服を着て『ちびっこ消防士』に変身!
全員が『ちびっこ消防士』の体験をした後は、「将来、消防士になりたい人」がたくさん増えていました。
昼食は、非常時を想定して「非常用ご飯にふりかけ」と「即席みそ汁」、「ミニゼリー」でした。おやつは「乳酸飲料とおせんべい」。いつものおいしいアルクの給食を考えるとさみしいのですが、非常時に備え、こうした食品に馴染んでおくと子どもたちも安心して食事をとることができますね。
引き取り訓練は年に一度。そして今回は雨天の為、災害時避難場所まで行くことができませんでしたが、ご家族で避難時の場所をしっかりと確認していただきたいと思います。また、保育園で用意している災害リュックを参考にしながらご家庭でも備え、保護者の方々に紹介させていただいた災害クイズ等でご家族でも災害時について話し合いの時を持っていただけることを願っています。
(YMCA山手台保育園アルク 伊藤)