4月22日(水)2歳児クラスでこいのぼりを作りました。
「こいのぼりを作ろう!」と言って用意されたのは・・・大きなシーツに赤・青・黄、3色の絵の具。新学期でまだ2歳児クラスになったばかりの子どもたちは“???”というお顔。「絵の具を付けて、このシーツをみんなの手や足でいっぱいにしちゃおう!」とスタート!!
始めはどうしたら良いのかと戸惑う子もいましたが、積極的な子はどんどん絵の具のトレイに手を入れたり、筆を使って絵の具をつけ始めました。ヌルヌルする絵の具の感触に“うわぁ~!”となんともいえない表情の子もいましたが、“冷たくて気持ちいい!”と言わんばかりにどんどん絵の具を触る子どもたち。その手をシーツにぺったん!手形が出来ると「もう1回!!」と繰り返し楽しそうに手形をとっていました。そのうちに、足形にも挑戦!面白くて何度もつけたり、手、足から膝、腕・・・と自分の体に絵の具をつけて遊び始めました。
手足の絵の具を洗う為に用意しておいたタライの水の色が変わると、今度はそれも楽しい遊びに変身!色をつけたシーツを乾かす為、園庭の木に干していると、今度は『カーテンお化け』や『おうち』にして遊びます。こいのぼり作りから、どんどん違う遊びへと展開を楽しみ、大満足で遊びました。
後日、そのシーツこいのぼりを公園に持って行き、上げ下げしてパラバルーンのようにしてみました。シーツを屋根のようにし、下から見上げると子どもたちの手・足形が光に透けてとてもキレイ!
ねじると綱になり、みんなで綱引きを楽しんだり、地面に敷いてバスごっこをして歌を歌って楽しみました。
たくさん遊んだ後は、筒状に縫いしっぽの形を作って保育室に飾りました。目玉は子どもたちがクレヨンで塗りました。こいのぼりを見上げ「うわぁ~!こいのぼりだぁ!」「みんなで作ったよねぇ~」と嬉しそうな子どもたち。こいのぼりを眺めながら「こいのぼり」の歌を歌うと、今にも泳ぎだしそうな感じがしました。
このこいのぼり作りを通して、つぎつぎと遊びを展開していくことを楽しみ、また大空を泳ぐこいのぼりのように自由にのびのびと安心して遊び、これからも健康に過ごしていけるように願っています。
(YMCA山手台保育園アルク 矢田 まゆみ)