2020年2月17日月曜日

【アルク】お弁当箱をあけたら・・・焼きそばだ!!

【YMCA山手台保育園アルク】乳児クラスクッキングのご報告
 ある日、リス組(2歳児)のお友だちが絵本を見ながら「焼きそばとパフェ食べたいな。そしてお弁当箱にいれるの。」とつぶやきました。日々の保育園の生活でも自分で選択する保育を大切にしていますが、具体的に思いを伝えてくれることが少なかったので「皆で作ってみよう。」ということになりました。
「焼きそばって何をいれる?」話をしながら、前日にスーパーに買い物に行きました。アヒル組(0歳児)がまずは人参、キャベツを買いに行ってくれました。でも夢中になったのはお肉。目の高さにあるお肉に釘付けでした。ウサギ、リス組(1,2歳児)はグループに分かれて品物の絵を見て探しました。「りんご、りんご」と言いながら弾むように歩く姿がありました。

 当日は、登園する保護者の方々が口々に「クッキングするよ」というと朝の準備もばっちりでした。と伝えてくれるほど楽しみにしているようでした。

発達に応じて、キャベツをちぎったり、麺をこねてみたり、手先を用いて食材に触れながらクッキングを行いました。途中、パフェようの豆乳クリームを味見するおまけの時間もあり子どもたちの顔がニヤニヤとなりました。




食事の時間。お弁当の中にたくさんの焼きそば。おかわりする時にもう一度開いたお弁当箱の蓋をもう一度しめてから再び開ける姿もありました。


子どものつぶやきから始まったクッキング。写真を掲示すると迎えに来る保護者の方々にその子なりの方法で様子を伝えていました。
今回は今年入職した職員も初めて、子どもたちに伝えながら行うクッキングでした。「思い通りにいかなかったな。」と振り返りをしながらも子どもたちの笑顔に次への力をもらったようでした。これからも、子どもたちの小さなつぶやきに耳を傾けながら皆で楽しむ保育を行っていきたいと思います。
(YMCA山手台保育園アルク 佐藤)