2015年11月24日火曜日

自然と神様に感謝して

YMCA山手台保育園アルク・3歳児クラスクッキングのご報告
 3歳児クラスでクッキングを行いました。
 今回のメニューは「焼き芋」と「ゆで芋」です。とてもシンプルなメニューですが、それには理由があります。材料のさつま芋は、3歳児クラスの子どもたちが5月からテラスで大切に育てた“大事なお芋”なのです。ですから、できるだけ素材の味をしっかり味わえるように、そして苗を植えてから収穫までの経験を思い出しながら、みんなでゆっくりお料理できるようにと、シンプルな調理法を選びました。また、11月はキリスト教行事の収穫感謝祭(神様の恵みに感謝するお祭り)があります。いつも与えられている沢山の恵みを感じてもらいたいと思いました。

  まずは朝の会で、1週間ほど前にみんなで「うんとこしょ、どっこいしょ」と掘ったお芋を、触ったり香りをかいでみました。「おもい!」「おおきい!」「においはしない」と口々に感想を話す子どもたち。話題はさつま芋を育てた時にさかのぼり、みんなでスーパーに土を買いに行った事、夏の暑い日にお水を沢山あげた事、カメムシを捕まえた事、草むしりをした事…と思い出を語り合いました。

  それから、可愛いエプロン姿に変身して手洗いを済ませたら、いよいよクッキング開始。保育士があらかじめスライスしておいたお芋を半分に切っていきます。包丁は何度か使ったことのある子どもたちですが、硬い物を切るのは初めて!「きれない」「かたくて手がいたいよう」と四苦八苦していたのは初めだけで、包丁を持った手の上を反対の手で押さえてグッと力を入れて切るコツをつかむと、どんどん切る事ができました。
 
切ったお芋をお鍋に投入してグツグツ煮ている間に、スライスしたお芋をホットプレートで焼きます。焼きながらまた思い出話に花を咲かせていると、良い香りがしてきてみんなの顔がキラキラ輝きました。「いいにおい!」「おいしそうだね」とおしゃべりをしていると、誰かが「しあわせだね」と言いました。「うん、しあわせだね」「しあわせのにおいだね」と顔を見合わせてニコニコ。保育士が「神様がお芋をプレゼントしてくれたから、みんなしあわせなんだね。よかったね。」と声をかけると「神様ありがとう!」と歓声が上がりました。春からさつま芋の栽培を通して自然や神様に感謝する気持ちが育っていたことを感じて嬉しくなりました。
 あっという間に、ゆで芋も焼き芋もできあがり、お待ちかねの試食タイム。あつあつの焼き芋を「おいしいね、おいしいね」とフーフーしながら頂きました。ただ焼いただけのお芋でしたが、十分に甘く、素材そのものの味と香りを楽しむことができました。ゆで芋は給食のお味噌汁にトッピング。文字通り“山盛り”にしてお腹いっぱい頂き、大満足でした。
 さつま芋を育てる中で感じた、土・水・太陽の恵み。そのお芋をいただきながら感じた神様の恵みが子どもたちの心の栄養となった事でしょう。
(山手台保育園アルク 加藤 順子)