ゾウ・キリン・カバ等、動物が好きでよく動物の本や図鑑を見ている3歳児クラスの子どもたち。ある日、4・5歳児クラスのお兄さん、お姉さんたちがお弁当を持ってバスに乗って遠足に行くのをっ見て「いいな~」と口をそろえて言っていました。それならと、バスに乗ってみんなが大好きな野毛山動物園へ行くことにしました。
行きのバスの中から「ライオンいるかな?」「パンダは?」「恐竜の卵見たいな」と期待に胸はふくらむばかり。
動物園に着いて初めて見たのはライオン。大きな口を開けてあくびをする姿に思わず「こ、こわい・・・」とつぶやく子どもたち。その後もキリン・ワニ・ダチョウと大興奮で見てまわる子どもたちの表情から楽しさが伝わってきました。サルの檻の前では柵にぶら下がり、サルの真似をして子どもたち同士お互いの顔を見合わせて笑っていました。
そして、みんなが楽しみにしていたことのひとつ、動物とふれあえる「ふれあい広場」では、みんな一列に座り膝の上にモルモットを乗せて優しく撫でてる姿はとてもかわいらしかったです。
帰る時間ギリギリまで動物園を満喫した子どもたちですが、「パンダいなかったね」「コアラ見たかった」と心残りがある子も多かったようです。『おーい、かばくん』という絵本が大好きで、今回の遠足でも「カバいるかな?」と楽しみにしていたので、カバはどこの動物園にいるのか?カバはどんな物を食べるのか?大きさは?等々、カバ博士になって本物のカバに会いに行こうとみんなで話し合っています。
(YMCA山手台保育園アルク 杉﨑 賢輔)