2015年2月2日月曜日

大自然の中でキャンプ!

YMCA山手台保育園アルク・冬季キャンプのご報告
 1月23日(金)より1泊2日で、年長・年中クラスで富士山YMCAにキャンプに行ってきました。みんなで作ったカウントダウンカレンダーをめくったり、係りを決めたりしながら楽しみにしていたキャンプです。当日を迎えると、笑顔でお見送りのお父さん、お母さんに手を振り、アルクを出発しました。富士山に近付くにつれて、雪が見え始めると興奮した様子の子どもたちは窓にくぎ付けでした。雪遊びに行く予定の水ヶ塚公園には、雪が積もっていなくて心配していましたが、幸運なことに前日に雪が降ってくれたので、新雪で雪あそびを楽しむことができました。
そりすべりは1人で乗るのを楽しみ、ボブスレーのように寝そべってスピードを楽しんでいるような子や、お友だちやリーダー(指導者)を誘い、2人や3人乗りを楽しむ子どももいました。ジャンプのところを通ると「すごい!飛んだ!」と興奮気味に話し、滑ってはまた登り、そして滑るを繰り返し、みんな夢中になって楽しんでいました。
また、ゲレンデで遊んだ子どもたちは、ディズニーのオラフとベイマックス作りに夢中でした。ボランティアでお手伝いに来てくれていたお母さんやリーダー(指導者)たちと一緒になって大作を完成させました。天気も良く、暖かかったので2時間以上遊べた子どもたちですが、まだまだ遊び足りなかったようでした。
富士山YMCAでお風呂タイムとごはんの後は、とつか保育園のお友だちと一緒にキャンドルファイヤーをしたり、歌を歌ったり、ゲームをして交流を楽しみました。たっぷり遊んだ疲れと、いつも一緒に過ごしているお友だちやリーダー(指導者)がいる安心感もあってか、みんな朝までぐっすり眠り、翌朝を迎えました。
2日目は、グループ毎に富士山YMCAで自然遊びを楽しみました。ススキの迷路では、どっちに行こうかと子どもたち同士で相談をしながら「あっちへ行こう!」「こっちならどうだ?」と絵探しゲームをしていました。年長の子どもたちは初めてゲームをする年中のお友だちに「どっちに行きたいの?」と、時々優く声をかける姿も見られ、いろいろなお友だちと関わって過ごす大切さも改めて感じられた場面でした。
 
1泊2日のキャンプを通して、自信がついた子どもや新しい発見があった子どもなど、一人ひとりが素敵な体験ができたと思います。キャンプでしか得られない貴重な経験を年長クラスのの子どもたちはYMCAのキャンプで、年中クラスの子どもたちは来年のキャンプでまた体験できたらと思います。日々の保育の中でも、子どもたちの喜びや発見に共感しながら関わっていきたいです。
ススキの迷路で見つけられなかった絵カードは1週間後にキャンプに来る福島のお友だちに手紙を残して、見つけられることを願い託してきました。
(YMCA山手台保育園アルク 佐藤麻里子)