2016年6月29日水曜日

着衣泳って?

YMCA山手台保育園アルク
 横浜YMCA山手台センターでは、6月からウォーターセーフティキャンペーンが始まりました。夏はプールや海に行くことが多くなります。水の事故から身を守り、もしもの時の適切な対応を知っておくことは大切です。
 保育園アルクでは6月22日(水)に3歳児クラスの子どもたちが初めての着衣泳講習を受けました。
まず、保育室で水の事故に関する紙芝居を見ました。その後、用意した長袖・長ズボンを持ってプールへ向かいます。いつものように水着で水慣れをし、プールの中に入って遊んでいると、“ピー!!”と笛の音。すぐにプールサイドに上がりプールリーダーについて行き、人数チェック。日頃の避難訓練の成果もあってか落ち着いて行動できました。
真剣にお話を聞く子どもたち

 その後『水の事故にあってしまったらどのようにするか』の話を聞き、そして、もし洋服のまま水に落ちてしまったらどんな感じかを体験する為に用意をしてきた服を着ました。数人ずつ水に入りましたが、服が濡れていく瞬間「うわぁ・・・」と何とも言えない表情の子どもたち。「どんな感じ?」と聞かれると「きもちわるい~」と、水の中では洋服は肌に張り付いてしまうことを体験しました。


 また、水の中では実際に歩いてみたり、プールサイドからジャンプ&すぐに上がる(海・川に落ちてしまった時にすぐに上がる感覚)を体験してみました。

濡れた服のまま上がるのは大変

 そして、プールリーダーがもし溺れている人を見つけた時の対応(「たすけて!」と叫びおとなを呼ぶ)や、ペットボトルで浮くことができる等を教えてくださいました。
 夏を目の前に、水遊びをする時は十分に気を付けることが必要と気づかされる、とても貴重な体験ができました。3歳児クラスの子どもたちなりに今日の経験を受け止め、今年の夏も思い切り楽しく、そして安全に水遊びをしていていけると良いと思います。


(YMCA山手台保育園アルク 矢田 まゆみ)