ピンクシャツデーの2月となりました。
「ピンクシャツデーって何?」ということで、カナダで起こった学校のいじめの出来事をまず話しました。
「ピンクのシャツ」を着ていたことが、いじめにつながってしまいましたが、私たちは、無意識のうちに、ピンク色は女の子の色、青は男の子の色と、潜在的なイメージを知らず知らず植えつけられているということも学びました。
例えばお店に水筒が並んでいたら、青は男の子、ピンクは女の子用として売られています。
本来、男の子、女の子の色というものはなく、誰もが好きな色を選んで良いはずです。
色に限らず、「私はこれが好き。」という意見に対して、「それは変。」と言ってしまうことも、いじめのひとつということも学びました。
そして、いじめには12種類もあることを学びました。
その中には、人の勉強のじゃまをしたり、発言に対して、わざと違うことを言ったり、悪いうわさを流す、無視をする、ということなども含まれ、イメージ以上にたくさんの種類がありました。
では、いじめをなくすためにどんなことをする?ということを考えてみます。
その答えはそれぞれ、自分の言葉で考え、ピンクのシャツの折り紙にそれぞれのメッセージを書きました。
いじめの意味を一から考え、周りの友だちに対して、どんな気持ちでいたら良いか、考えた2月でした。一人ひとりが、ピンクのシャツに込めた気持ちを実行できると良いですね。
(YMCA山手台学童クラブ 安岡紀子)