山手台学童クラブ:工作プログラムのご報告
暑い毎日が続く夏休み、お出かけプログラムのない日は、部屋で工作にもチャレンジしています。
この夏休み期間中で、4つの工作プログラムを行いました。
まず、一番人気は、ペットボトルキャップを使ったヨーヨーです。
ペットボトルキャップがヨーヨーとなること自体、想像がつかないですが、ペットボトルキャップをふたつ組み合わせて、中に紙粘土を入れて重くし、キャップ同士の溝にたこ糸を巻きつけてヨーヨーが出来上がります。
まず、キャップに好きな色のマスキングテープやビニールテープを巻きつけます。キラキラの模様をつけたりキャラクターのデザインのように仕上げたり、自由に飾りつけます。
そして、キャップの中に紙粘土を入れ、重くします。最後にたこ糸を溝に巻きつけ、早速ヨーヨー遊びをします。最初は、なかなかうまくヨーヨーを操れなくても、遊んでいるうちに、うまく勢いがついてくるようです。
お気に入りの遊び道具として、毎日学童に欠かさず持って来る人もいました。
また、紙コップを使って、糸電話や、飛び出すロケットも人気がありました。
飛び出すロケットは、ふたつの紙コップ同士を重ねる時に、内側の重なるところに十字に輪ゴムをひっかけ、紙コップが弾むように打ちあがります。
また、沖縄の民芸品にもある、指ハブづくりも行いました。みんなで作る前から、リーダーと一緒にこの指ハブで遊んでいるうちに作ってみたくなった人がたくさんいました。
編みこみ方が最初は慣れなくても、コツをつかんでいくうちに、自分で編めるようになっていきます。出来上がると蛇が自分の指や友達の指に食いつく様子を楽しんでいました。
最終回は、わりばしで、マジックハンドと、割り箸鉄砲を作成しました。
マジックハンドも、割り箸鉄砲も、割り箸と輪ゴムで作成します。そして、マジックハンドは、ヨーヨー作りでも使ったペットボトルキャップを無駄なく使い、作成します。
どちらも出来上がると、友達の分も作ってあげるんだ。と言っていたり、工作の日を過ぎても割り箸鉄砲の的を工夫して作るなど、長い間楽しむことができました。
手作りおもちゃに取り組むことで、頭を使い、手先も器用になり、また、自分たちで工夫しておもちゃをつくりあげる喜びを感じることが出来ました。
工作あそびは、時間がたくさんある学童クラブならではの充実した取り組みとなっています。これからも、年間を通して出来上がった作品を紹介していきます。
山手台学童クラブ:安岡紀子