7/24(月)山手台学童クラブでの第一回めのデイプログラムとして、三菱重工ビル内にある、三菱みなとみらい技術館に遠足に行きました。山手台学童クラブで今年度、全員で外に出て一緒に活動するのは、これがはじめてとなります。
まだ夏休みが始まったばかりの24日月曜日の朝8:00。全員水色のキャンプTシャツを着て集合し、班ごとに本日の流れや、注意事項を確認し、いよいよバスに乗り込みます。
バスに乗り、しばらくするとバスレクが始まりました。ポケモンや絵本の大きなかぶについて、パネルの絵を見ながら答えてもらうことで、お笑いポイントもあり、バスの中はさっそく大賑わいでした。
9:50に三菱みなとみらい技術館に到着しました。
三菱みなとみらい技術館は、日常生活では触れる機会の少ない、最先端の科学技術を、遊びながら学べる、参加体験型のテクノロジーミュージアムです。
まず、入口にあるロケットの模型の前で記念撮影をしました。このロケットはH−2Aロケットといって、1/10スケールの模型となっており、三菱重工が日本の宇宙産業を担っているそうです。まずはここのロケット前から探索開始!
ここからは班ごとに行動しました。開館したばかりなので広々行動できました。航空宇宙・海洋・環境・エネルギーというカテゴリー別に"遊びながら学べる"というのがポイントで、子どもたちは、不思議な遊びの体験を通して友だちと夢中になって歩き回っていました。
【航空宇宙ゾーン】では、初飛行を行った国産初のジェット旅客機MRJ(Mitsubishi Regional Jet)の機首・前胴部と主翼(一部)・エンジン部を実物大で再現したものがあったり、また、タッチパネル操作による「エアクラフトチャレンジ」では、航空機の機体設計、組み立て・整備、分解、工具整理をゲーム感覚で体験でき、正解するまで皆、何度もチャレンジしていました。
見学した場所で、班ごとで好きな場所を選んでもらい、記念写真も撮りました。友達と楽しんでいる様子がよく伝わってきます。
【交通・輸送ゾーン】の発見!ぴったりシティーでは、「ぴったりシティー」の市長「ピッタリーニ」が、スマートコミュニティの仕組み・役割・構造を解説します。大型ジオラマに投影された映像を見ながらゲーム感覚で学ぶことができます。
【環境・エネルギー】ゾーン。私たち人類は、便利で豊かな暮らしに欠かせないエネルギーを確保するために、地球の資源を利用しています。
様々な発電方法の特徴やそこに活かされる最新の技術、また世界のエネルギー事情について、映像や実物・模型展示で、紹介しています。また、身近な便利な暮らしがこのエネルギーによって助けられており、しかし、そのエネルギーにも限りがあることをこのゾーンでは教えてくれています。たとえば、今、発電として世界の電力供給の半分は火力発電となっていますが、その火力発電は、手に入りやすい石油・石炭・天然ガスを燃やした熱エネルギーを使って電気をつくりますが、石油はたったあと46年で尽きてしまうということなど、身近な問題について知ることができました。(最近、新しい資源として注目をされているシェールという天然ガスがあります)
一通り、体験を終え、最後にもう一度行きたいゾーンに行った後、スタッフの方お世話になりありがとうございましたの挨拶を済ませ、三菱みなとみらい技術館をいよいよ出発です。
12:10 昼食は、みなとみらい技術館からバスで移動し、中央YMCAの6階教室にてとりました。大きな教室ですが、当日は43名の子どもたちでいっぱいになりました。
昼食後、クイズの正解によりポイントがもらえる振り返りクイズを行いました。班で協力して、さきほど体験したゾーンからの出題に仲間と知恵をしぼり、協力して答えていました。また、ここでおさらいをしたことで、より、今日の見学内容の知識が深まったようです。
13:45にバスに乗り、中央YMCAを後にしました。また、行きと同じようにバスレクをして楽しみ、朝早くて疲れてしまっている人はひと眠りしながら、山手台学童に15:00に到着しました。本日の遠足について、リーダーより言葉をもらい、おやつ時間となりました。
今後また、全員に配ったパンフレットなどを見返して、この日学んだことをひとつでも思い出してもらえたらと思います。
今年度最初のお出かけプログラムとして、高学年がよく低学年をまとめてくれ、また、全員が協力して皆と楽しめたことなど、とても良い夏休みの良いスタートが切れました。
山手台学童:安岡紀子