2月3日は節分。アルクっこの子どもたちは節分に欠かせないオニのお面や三方を手作りし、新聞紙を丸めて豆に見立て、節分ごっこを楽しみました。
乳児クラスの子どもたちも「オニはそとー!ふくはうちー!」と保育者と豆を投げていたところ、オニのお面を被った幼児クラスの子どもたちが乳児クラスのところに来てくれました。0歳児クラスには5歳児のお友だちが来て、それまでクラスでの豆まきを楽しんでいた子どもたちは突然の「オニだぞー!!」という声にビックリ。顔は紙袋で作ったお面ですっぽり覆われていて全く見えません。ぞろぞろ11人のオニが部屋にやってきたことに固まる子どもたち。何が起きたのか分からず、後ずさりする子やリーダーから離れられず腰をあげることも出来ない子、オニが来たことなんて全然気にせずに部屋の真ん中でせっせと豆をかき集めている子もいました。
声を聞いてなんとなく誰だか分かってきた頃、やっと“オニはそとー!!”と豆を投げ、「やられた~~~!!」と11人のオニはバタバタと倒れ、やっつけることが出来ました。オニの正体はいつも優しくしてくれるキリンぐみのお友だちだったことにひと安心なアヒルぐみでした。
その後、園庭ではオニ役の終わった幼児クラスの子どもたち・・・今度は自分たちの番。2つに分けお互いにオニ役と豆を投げる役をしました。
最後にみんなでせっせと新聞紙で丸めた豆を拾っていると大きな青オニがやってきて・・・
一瞬凍りつき動きが止まる子どもたち・・・それでも「あれ、、、あんまりこっちに来ないぞ」「大きな声も出していない」と気付き始め一斉に豆まきがスタート!!勇敢に豆を投げる子たちが続出でした。
今回優しく見事なやられっぷりのオニをしてくれたのはYMCA山手台センター館長の宮崎さんでした。
宮崎さんの青オニも、自分たちの中にいる悪いオニもしっかり追い払い、最後はみんなで大きな声で「ふくは~うちーーー!!!」と福を呼び込みました。
(YMCA山手台保育園アルク 山崎聡子)