山手台保育園アルクの4・5歳児が1泊2日で富士山YMCAへキャンプに行ってきました。
子どもたちはずっと前から『雪であそべる!』と楽しみにし、その日までをカウントダウン。しかし、暖冬の影響で雪が降らず、大人は雪あそびを諦めかけていましたが、子どもたちの願いが通じたのか、奇跡的な冬将軍の到来。富士山YMCAの草原は1日にしてゲレンデとなりました。『やったー!』という子どもたちの喜びの声と共に、このうれしい雪に『神様ありがとう!』という感謝の声も聞こえました。
キャンプ当日、富士山YMCAに到着すると、一面の雪に子どもたちの目がキラキラと輝いたのは言うまでもありません。現地スタッフが『おかえり!』と出迎えてくれると5歳児の子どもたちは『ただいま!』の返事と共にハイタッチをします。(この場所は、いつでも帰ってきていい場所なのです。)4歳児は訳も分からずハイタッチに参加。戸惑いながらも楽しい気持ちになり、一気に緊張がほぐれたようでした。
そして、楽しみにしていた雪あそび。お昼過ぎから雪だるま作り、ソリ滑り、雪合戦にかまくら作り。それぞれが自然の雪の中で、空が暗くなり始めるまで夢中になって遊び、冬の大自然を満喫できたようでした。
今回このキャンプの為に用意した、世界に一つだけのオリジナル手作りキャンドル。夜はそのキャンドルの一つひとつに火を灯すと、何とも素敵な空間ができました。その優しい灯りが周りを照らしてくれる中で、富士山YMCAの面白コンビニよるレクリエーション。その楽しさに子どもたちは衝撃を受け、一瞬にして虜になりました。体験してみたい方、是非富士山YMCAを訪問してみてくださいね。
2日目、睡眠もばっちり!この日もソリあそびを十分に楽しみました。
そして、冬の野外炊飯。薪の火が冷たくなった手を温めてくれ、美味しい焼き芋も出来上がります。じゃがいもはじゃがバターにし、ポップコーンも作りました。デザートのバナナ・マシュマロも焼いてみました。寒い中での食事も、火の暖かさと『どうなるんだろう?』という子どもたちの旺盛な好奇心で、楽しい時間になりました。
4歳児には初めてのキャンプ。経験のある5歳児に見守られ、教えられ、仲間と楽しい時間をすご過ごすことができました。来年はこの4歳児が次の4歳児を見守ることになるんですね。富士山YMCAの大自然と仲間たちが、子どもたちを逞しく大きく成長させてくれた2日間のキャンプでした。子どもたちの好奇心と、挑戦したいという気持ちを大切に、また来年度『ただいま!』と富士山YMCAに帰る時を楽しみに待ちたいと思います。あったかいね~ |
(YMCA山手台保育園アルク 森 由美子)