YMCAでは近隣の小学校、幼稚園や保育園を対象に着衣泳の対外指導を実施しています。服を着て水に入ることを体験し、万一水難事故にあった際落ち着いて行動することを学びます。
9/14(月)に市立岡津小学校で5年生の子どもたち120名を対象に着衣泳講習を実施しました。
当日は水温が冷たく実施するのもギリギリの状況でしたが、途中から晴れ間も見え、最後まで実施することができました。最初はバタ足などの水慣れからはじまり、徐々に服を着たまま実際に水の中に入り、水着だけで水に入った状態との違いを確かめます。服が体に張り付き「重い!」という声がたくさん聞こえてきました。その後はプールの中を歩いたり、短い距離を泳いだりして普段と全く違う水の中の感覚に驚いていたようです。実際に服を着たまま泳ぐということはありませんが、経験として知っておくことはとても大切ですね。
その後はバディを組み、浮き具(ペットボトル)につかまり浮く練習をしました。仰向けで水に浮かぶ【背浮き】という動作になりますが、体力を使う必要がなく、助けを待つ際非常に有効な動作になります。バディ相手に大きな声で助けを呼ぶ練習も実施しました。水に落ちてしまった際、またはおぼれている人を見つけた際は大きな声で助けを呼びましょう。
残暑も少しずつですが収まってきています。これからプールや海に遊びに行く機会は少ないと思いますが、今回習ったことを忘れないでくださいね。
岡津小学校の皆さん、しっかりと講習に取り組んでくれてありがとうございました!残りの夏も元気に過ごしましょうね。
(YMCA山手台センター 小田切勇真)