【YMCA山手台保育園アルク】ピンクシャツデーのご報告
間もなく、3月になり子どもたちも進級してから1年を迎えようとしています。子どもたち同士の関わりも、大好きな友だちといることが安心できる場所へと変化をしている様子があります。一緒にいると「楽しい。」「幸せ。」という雰囲気が伝わってきます。
横浜YMCAでは「いじめのない世界をめざそう」という願いのもと「YMCAピンクシャツデー」を行っています。隣にいる友だちがもしいじめられたら?どうするでしょう。一緒に考えていきます。そしていじめのことを自分ごととして考えていきますという思いを、職員をはじめピンクの物を身に着けることで、周りの人に伝えていきます。
「ピンクシャツデー」は、2007年、カナダの学生2人から始まったいじめ反対運動です。
ある日、ピンクのポロシャツを着て登校した少年が「ホモセクシャルだ」といじめられました。それを聞いた先輩2人が50枚のピンクシャツを購入、インターネットで「明日、一緒に学校でピンクのシャツを着よう」と呼びかけました。翌日学校では呼びかけに賛同した数百名の生徒がピンクのシャツや小物を身に着けて登校。学校中がピンク色に染まり、いじめが自然となくなったそうです。
このエピソードはSNS等で世界中に広まり、今では70カ国以上でいじめに反対する活動が行われています。カナダで最初にこの出来事があった日が、2月の最終水曜日でした。それ以降、2月の最終水曜日に私たちもいじめについて考え、いじめられている人と連帯する思いを表す1日としています。
(YMCA山手台保育園アルク 佐藤)