山手台学童クラブでは、毎月「おはなし会」といって読み聞かせの会を行っております。
お話し会の方を学童の部屋に迎え、紙芝居や絵本、朗読などをしていただいています。
ろうそくに炎が灯るとパペットの黒猫が登場します。♪うちの家の黒猫は~ とみんなで歌い、はじまりはじまり。
本日のお話し会の作品は、「エパミナンダス」「バーバヤガー」「どうながのプレッツェル」「あげは」「まほうのコップ」の5つです。
日本ではなかなかお目にかかれないお話しもたくさんあります。
大人の語りに合わせて、子ども自身でその物語の情景を思い浮かべることにより、心の育ちの豊かさにつながります。
お話しを聴きすすめていくと、皆がシーンとなってその世界に入り込んだり、思わず急に大きな笑いがこぼれたりと、非日常的な空気が生まれます。
一人で本を読むことも好きですが、時々大人の声によって物語に触れていく時間が子どもには必要だと思います。また、テレビなどのメディアが豊富な現代、人の声により語り継がれる民話などは、聴く人それぞれの心に響き、とても貴重な時間となっています。
来月はどんな物語に出会えるか今から楽しみですね。
子どもたちがこのお話し会を通して、未知の世界にたくさん触れていってほしいと思います。
(YMCA山手台学童クラブ 安岡紀子)