アルクが復興の応援と、東北との繋がりを持ち続けるために「すずめ踊り」を始めてから4年。何も分からない状態からのスタートに手を差し伸べてくださったのが、仙台YMCAが運営する保育園の保育士さんでした。「自分の所属する祭連『まつり宝山』の練習に来てください!」とお誘いをいただき、自分たちの練習時間を割いて、一から教えてくださいました。
その出会いがきっかけで、仙台から横浜にも演舞披露にいらっしゃってくださったりと毎年交流を続けてきました。そこで今年は、東北三大祭のひとつ『青葉まつり』での演舞を観覧させていただきました。
圧倒的な迫力と、魅力的な笑顔。そして素晴らしいチームワークを間近で感じることができました。街の中を踊りながら歩く『流し』には、職員も参加させていただき貴重な経験をさせていただきました。この祭りで得た感覚や踊りの楽しみ方をアルクに持ち帰り、子どもたちにも伝えていけたらと思います。
17日には、東日本大震災で津波の被害を受けた大川小学校に出向き、実際に被害にあわれたご遺族の方にお話しを伺うことができました。この訪問で、改めて命と危機管理の大切さを感じ、私たちに何ができるのかを考える機会が与えられた事に感謝し、これからも復興の応援をさせていただきながら東北との繋がりを持ち続けていこうと思いました。
(YMCA山手台保育園アルク 森 由美子)