11月7・8日に静岡県御殿場市にあるYMCA東山荘に行ってきました。
富士山がすぐそばに見える、自然いっぱいの場所です。
一日目は、富士山のふもとを登る“ふじさんぽ”に参加しました。ふじさんぽでは「疲れた~」「暑い・寒い~」「お腹減った~」などのネガティブワードは禁止!鳥の鳴き声や、落ち葉を踏む音など、自然の音に耳を澄ませながら歩きます。
所々でガイドの方が、植物についてのクイズを出してくれ、歩きながら答えを探しました。
お昼休憩の場所へたどり着くと、ご飯を食べる前に「森の中にいる5人のこびとを探す!」というお題を与えられました。みんなお腹が減っていることも忘れ、夢中で探しました。木の上に隠れている5人のこびとを見事に発見し、無事お昼ご飯を食べることが出来ました。
お昼休憩の後は、お待ちかねの砂走り・砂遊びタイムです。砂の坂を走って下りたり、ジャンプしたり、転がったり、思い思いに楽しみます。砂まみれになってもお構いなし!思いっきり遊びます。高い木の得枝にロープをくくりつけ、ブランコも作ってもらいました。
砂遊びが終わると、最後は麓まで走って下ります。転んでも泣かず、自分で立ちあがります。立ち止まらず、とにかく最後まで走り切りました。
二日目は、生憎のお天気となり、室内でレクリエーションをしました。5つの活動班毎に、ゲームを考え、みんなで遊びます。意見がまとまらず苦戦し、慣れない司会進行に戸惑いを隠せない様子もありましたが、ルールを伝えようと一生懸命説明している姿は、とても凛々しく見えました。
キャンプでは「自分チャレンジ!~見るゾ!動くゾ!楽しむゾ!~」をテーマに、自分から楽しむこと、周りをよく見てお友だちを助けてあげること、を一人ひとりが考え過ごしました。
お友だちのいいところを見つけ、それをカードに書き、ポストへ入れていくという取組みも行いました。帰りのバスでは、そのポストに溜まった沢山のカードを発表しました。思いがけず、自分の名前が呼ばれると嬉しいような、照れくさいような…といった様子の子どもたちでした。友だち同士だけでなく、ご飯を作ってくれた食堂の方、ふじさんぽへ一緒に行った指導員の方、バスの運転手さんなどへの感謝のメッセージもたくさんありました。
キャンプを通して子どもたちの、自ら挑戦しようという意欲、自分のことだけでなくお友たちのことを気にかける姿をたくさん見ることができました。二日間という短い時間でしたが、寝起きを共にする中でより絆が深まったように感じます。
今年度の活動も後半に差し掛かっています。学童での活動を通して、少しでも「できた!」という達成感、挑戦することの楽しさを知ってもらえたらと思っています。
お世話になった東山荘の方々、キャンプに快く送り出してくださった保護者の方に感謝いたします。ありがとうございました!
(YMCA山手台学童クラブ 相葉マナ)